どんどん身軽になっていく

シンプルに自然と生きていく♡ヨガインストラクター1級、食医を学んだ主婦による実践シェアブログです

謎の子どもの下痢(軟便)の原因

こんなこともありますよーということでシェアを。

 

うちの次男坊(3歳)が毎日軟便が続いたことがありました。

でも食欲はあるし元気元気。

原因はなんだろうと探していたら、ようやく判明。

 

ビタミンCの過剰摂取でした。

(ビタミンCの摂りすぎで下痢をするのは知っていたのですが、うっかりです。。)

感染症対策として、子どもたちは、梅エキスとビタミンC(亜鉛入り)のサプリを毎日飲んでいるのですが、その上柑橘系の果物を毎日食べていたんですね。

3歳の体には多すぎたみたい。。

 

農薬等で野菜の栄養価そのものが下がっている現代では、サプリは上手にとっておきたいな、というスタンスでいるのですが、こうゆう体の変化はしっかり見ていかないとですね。。

 

ちなみに下痢と表現しましたが、下痢の定義って意外と狭いみたいですね。

下痢と軟便の誤解

健康を改善する過程で「便が緩くなった」というお話が多いのですが、これは「とても良い事」なのです。これを「下痢になった」と勘違いされる方が相当数おられる事を懸念しております。下痢とは、病原体が胃腸に入ることにより緊急排出しなければならないと身体が判断した時に、嘔吐や下痢という反応を起こすことです。

従いまして、病原体を出し切るまで嘔吐や下痢は続きます。この下痢の場合はトイレから出ることが困難となるほどで、肛門が真っ赤に腫れようが、容赦がありません。似たような現象は食べ過ぎや緊張などでも起こりますが、これらの場合は1〜2回の下痢でほぼ収束します。

これに対して、「便が緩くなる」のは軟便で、これは順調の証です。下痢が「病原菌の侵入」に起因するのに対し、軟便は腸内細菌叢の善玉菌たちが元気にたくさん増えた時に起こります。例え泥状であろうとも、出してスッキリしていれば「順調」と判定します。

午前中に3回出ようとも、出す度にスッキリしていたら「軟便」であり、「順調」と判定して下さい。あと、大便の2/4は腸内細菌、1/4は剥がれ落ちた腸の粘膜細胞、1/4が食物残渣と言われているので、腸内細菌が増えれば大便の量が増える傾向にあります。

 

出してスッキリ!うんちをめざそーう!